WILL(意思)とSKILL(確かな技術)とPHYSICAL ABILITY(身体能力)上手くなる子供たちとそうでもない子供たち。

今月の月バスの131ページに、元市立船橋高のバスケ部監督で2014年にウインターカップ3位に導いた近藤義行さんの語録がありました。なるほど、そうだなと思ったのでここに書いてみます。

「三流選手は、人の話を聞かない。」「二流選手は、人の話を聞く。」「一流選手は人の話を聞いて実行する。」「超一流選手は人の話を聞いて工夫する。」です。

小学生から中学生位までは(もちろん学校やレベルの差はもちろんありますが。)気持ちが強くて、身体能力が優れていて何となくバスケットボールゲームで目立つ子供がいます。小学生だと気持ちが強いだけで、SKILLの差やPHYSICAL ABILITYの差も埋めて目立ったりする子供もいます。

でも高校生くらいになると、そこにSKILL(確かな技術)をつけていかないとWILLとPHYSICAL ABILITYだけでは通用しなくなってきます。小学校の時は、中学までは凄かったのに、高校に入ったら目立たないね。活躍出来ていないね。といった子供たちを時々見かけます。でもWILL(意思)も大切です。SKILLやPHYSICAL ABILITYで多少劣っていても、意思の強さ・気持ちの強さ・負けん気で道を切り開いていく子供もいます。

さて近藤語録に戻ります。SKILL(確かな技術)の件ですが、小学生~中学生~高校生のバスケットボール技術(流石に大学でバスケするレベルには見あたらないと思われますが)の中で、バスケットボールの中でももっとも大切でもっとも時間の掛かるシュートフォームの大切さの認識不足、技術不足・ピポットの大切さの認識不足、技術不足は良く見られる所ですね。こういった事柄にきちんとした指導が出来るように自分自身も日々日々勉強ですが、聞く側の子供たちも近藤語録から何かしら感じる事が出来て実行できたら、良いのではないかと思います。

自分が多少なりともバスケットボールで子供たちの指導をしていて感じる事は、素直な子供は伸びますね。絶対に確実に上手くなっています。反対にWILLとPHYSICAL ABILITYで天下を取ったような気持ちになっている子供は、人の言うことも聞かずSKILLも中途半端で伸びずに挫折してしまう事があるように思われます。(あくまで個人的な感想ですが・・。)またバスケットボール研究会で、しっかりと練習をしましょう!何事もまずは基礎です。

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